3月17日、経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)は、韓国の経済団体「全国経済人連合会」と共に開催したビジネスラウンドテーブル(意見交換会)で「(日韓)双方が知恵を出し合い、連携・協力を強化していくことが不可欠」と述べた。写真は都内で16日撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

日韓の連携・協力の強化「不可欠」と経団連会長、意見交換会で

[東京 17日 ロイター] – 経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)は、韓国の経済団体「全国経済人連合会」と共に開催したビジネスラウンドテーブル(意見交換会)で「(日韓)双方が知恵を出し合い、連携・協力を強化していくことが不可欠」と述べた。

ラウンドテーブルには、訪日中の韓国の尹錫悦大統領をはじめ両団体のトップを含む日韓の企業関係者が参加した。十倉会長はラウンドテーブルの開催について「日韓関係構築に向けた道筋を確固たるものにするための重要な第一歩」と語った。

日韓の関係改善について「日本の経済界としても高く評価」すると述べ、グリーントランスフォーメーション(GX)、デジタルトランスフォーメーション(DX)、少子高齢化の対応など課題が数多く存在する中、「未来志向の視点に立って」連携を強化する必要があるとの認識を示した。

両経済団体は前日、日韓の経済交流を進めるための「未来パートナーシップ基金」を日韓それぞれで創設することを公表している。

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