訪米中の尹錫悦大統領は27日、米上下両院合同会議で演説し、増大する北朝鮮の核の脅威に対抗するため、日米韓の3カ国の協力を加速する必要があると言明した。ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Elizabeth Frantz)

日米韓の協力加速が必要、対北朝鮮で 韓国大統領が米議会で演説

[ワシントン 27日 ロイター] – 訪米中の尹錫悦大統領は27日、米上下両院合同会議で演説し、増大する北朝鮮の核の脅威に対抗するため、日米韓の3カ国の協力を加速する必要があると言明した。さらに、世界は北朝鮮の自由を促進する義務から「逃げるべきではない」と述べた。

尹大統領は1950─53年の朝鮮戦争で共産主義から自由を守るために米国が払った犠牲に言及。「自由を守るために共に戦った偉大な米国の英雄を韓国は決して忘れない」と述べた。

その上で、北朝鮮の「無謀な行動」を抑止するために同盟国は団結しなければならないと述べ、長年緊張関係にあった隣国日本との和解に向けた取り組みを強調。「韓米の緊密な連携と並び、増大する北朝鮮の核の脅威に対抗するために、韓米日3カ国の安全保障協力を加速させなくてはならない」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
北朝鮮が憲法を改正し、「祖国統一」など南北統一関連の表現を全面削除。金正恩の核兵器使用権限も明文化した。専門家は、金王朝体制の永久化と対米交渉を見据えた戦略転換だと分析している
アジア開発銀行(ADB)がアジア・太平洋地域の電力網やデジタルインフラの接続を強化する大規模な取り組みを発表した。2035年までに総額700億ドルを投じる次世代インフラ投資構想だ
中東情勢や物価高など不安が多い今、アジア各国は人々の生活や経済をどう守るのか。これからの経済の動きや備えについて、最新の「ASEAN+3」会議の共同声明を分かりやすく解説
日中韓の財務トップ会談がウズベキスタンのサマルカンドで開催。サプライチェーン問題は各国の思惑がすれ違い、表面的な合意に留まった。しかし、金融危機に備える外貨融通(CMIM)ルールの見直しなど、実務面では着実に前進した
国連安保理で北朝鮮の核・ミサイル問題を話し合う会合が開かれた。ロシアの反対で国連の監視が難しくなる中、日本は新たな枠組み「多国間制裁監視チーム」で各国と協力し、制裁の抜け穴を防ぐ方針だ