ドイツが半導体製造に使用される化学品の中国向け輸出を制限する可能性があると、ブルームバーグ(BBG)が27日に報じた。写真は上海で2022年3月撮影(2023年 ロイター/Aly Song)

ドイツ、半導体向け化学品の対中輸出制限を検討=BBG

[フランクフルト 27日 ロイター] – ドイツが半導体製造に使用される化学品の中国向け輸出を制限する可能性があると、ブルームバーグ(BBG)が27日に報じた。中国への経済的エクスポージャーを減らす政府の取り組みの一環という。

報道によると、議論はまだ初期段階だが、検討に参加している当局者は実施に踏み切れば中国との経済関係が損なわれる可能性があることを認識している。

ドイツ政府はBBGの報道内容を現時点で確認していない。在ベルリン中国大使館はコメント要請に応じていない。

輸出規制の影響を受ける可能性がある化学品大手BASFとメルクはコメントを控えた。

BBGは、当該商品やサービスをデュアルユース(軍民両用)リストに追加するのが輸出規制の最も迅速かつ現実的な方法だとする関係者の話を伝えた。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。