スペースXは「軍事的脅威」…中国、スターリンク対抗で独自通信網を建設
中国が「スターリンク」に対抗する通信衛星網の開発を急いでいる。国家的に優先度を上げて、数万もの衛星を打ち上げる計画が進む。数年内にスターリンク同様の機能を備えることを目指している。西側の専門家は、宇宙軌道が過密状態に陥る可能性を指摘する。
通信衛星の代名詞な存在といえば実業家イーロン・マスク氏率いるスペースX社のスターリンクだ。多数の衛星を低軌道に張り巡らす「通信衛星コンステレーション」サービスによって、地球人口のほとんどをカバーできる通信網を広げている。光ケーブルや基地局電波に頼らない空からの通信により、山間部から離島に至るまで高速通信が可能となった。
戦禍に見舞われるウクライナへの民間の情報支援はよく知られる。ドローン誘導に使用したりロシア側の動向の情報提供など実質的な軍事支援にもなっているとの観測もある。機密性に優れた、政府向け、特に国家安全保障部門向けサービス「スターシールド」も開始している。
関連記事
米軍はこの出来事を「いわれのない攻撃」と表現したが、イラン軍当局は米側が先に攻撃を仕掛けたと主張している
トランプ大統領は、過去24時間にわたってイランと良好な協議を行ったとした上で、両国が終戦に向けた合意に至ることは「十分にあり得る」と述べた
ホルムズ海峡の混乱により、世界の注目は紅海の入り口「バブ・エル・マンデブ海峡」へ。ジブチで隣接する米中両軍の基地を比較し、輸送ルートの支配権を巡る現状を解説。米国の圧倒的優位と中国の弱点を解き明かす
トランプ大統領は、ホルムズ海峡での商船護衛作戦「プロジェクト・フリーダム」の一時停止を発表。イランとの最終合意に向けた外交的措置だが、イランによるUAEへの攻撃が続くなど緊張状態は依然として続いている
米国の軍事行動によりイランが経済的・軍事的に窮地に立つ今、中東から中国・ロシアに至る世界の勢力均衡が変化している。同盟国欧州の非協力的態度を批判しつつ、トランプ政権による戦略的勝利の兆しを論じる