「偉大なアメリカを取り戻す」デサンティス知事、その政策と生い立ちに迫る
「偉大なアメリカを取り戻すために立候補する」。フロリダ州の保守派知事ロン・デサンティス氏は24日、ツイッター投稿で2024年大統領選への参戦を表明した。不法移民問題や犯罪の蔓延、現職大統領の失策を列挙し、「繁栄と自由のために奮闘しよう」と強調した。
米国内で左派イデオロギの旋風が巻き起こるなか、デサンティス氏は穏健な保守派として伝統的価値観を重んじる政策を打ち出している。新型コロナのロックダウン政策に反対し、LGBT問題については女性と子供の権利を擁護している。SDGsの推進には厳しい姿勢で臨み、中国共産党の浸透工作には効果的に反撃した。
デサンティス氏は1978年、フロリダ州ジャクソンビルで生まれた。父親はニールセン社の視聴率を計算する機器を設置する仕事に就いており、母親は看護師だった。
関連記事
トランプ次期大統領がロバート・ケネディ・ジュニア氏を厚生長官に指名。彼はメディケア、メディケイド、FDA、CDCを含む健康保険プログラムの管理を担当します。ケネディ氏は過去の黄金基準への回帰と透明性向上を目指し、慢性疾患の防止を目標としています。
アメリカのドナルド・トランプ次期大統領がメディア関係者ピーター・ヘグセス氏を新国防長官に指名。専門家無視の非伝統的選択に、国防総省とメディア界から困惑と衝撃。ヘグセス氏は軍隊の「woke」政策撤廃と、国防総省の改革を提案しています。
共和党が議会上院に続いて、下院でも多数派となることが確実になった。大統領と上下両院を共和党が掌握する「トリプルレッド」体制が確立される見通しだ。
2024年の米大統領選でトランプ氏が再び勝利し、共和党は上院の支配権を奪還。ラテン系有権者への支持も拡大し、各激戦州での得票率も向上。下院の支配権はまだ確定していないが、共和党は今後の立法課題実現に向けて優位に立つと見られている。
次期大統領に選出されたトランプ氏は、米国の外交政策に大きな変革をもたらすと期待される。新政権は、インド太平洋地域での中国共産党への対抗を強化し、ヨーロッパや中東の同盟国との協力を再構築する方針であり、イスラエル支援を明確にし、国際問題への積極的な関与を目指すとされている。