法輪功学習者は中国共産党による迫害をパレードで訴えている。7月17日池袋にて撮影(盧勇/大紀元)

ドイツ人権団体、中国外相らに法輪功学習者の釈放求める

ドイツの国際人権協会(ISHR)は19日、秦剛外相と呉懇駐ドイツ中国大使に書簡を送り、不当に拘束された法輪功学習者を無条件で釈放するよう強く求めた。法輪功情報を伝える明慧ネットによると今月12日、山東省日照市で40人以上の学習者が警察に逮捕された。

「法輪功学習者は暴力を使ったことも、政府に対する暴力を呼びかけたこともない。ただ国際的に保証された信仰の自由の基本的な人権を行使しているだけだ」とISHR代表のヒューバート・ケルパー氏は書簡に記した。

40人のなかにはベルリン在住の丁樂斌氏の両親、丁元德氏と馬瑞梅氏を含む。12日早朝、日照市で茶園を営む両親のもと、10人以上の私服警察が家宅捜査に入り、法輪功関係資料を没収した。2人は拘束されたという。

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