米下院は31日、債務上限停止法案の採決を行い、賛成多数で可決した。法案は上院に送付される。写真は記者団に囲まれるマッカーシー下院議長。5月31日、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)

米下院、債務上限停止法案を可決 上院に送付へ

[ワシントン 31日 ロイター] – 米下院は31日、債務上限停止法案の採決を行い、314対117の賛成多数で可決した。法案は上院に送付される。

共和党の強硬派71議員が反対したが、民主党165議員が賛成に回ったため可決された。

上院は政府の資金繰りが行き詰まるとされる6月5日の期限までにバイデン大統領に法案を送付できるよう可決する必要がある。

与野党の上院リーダーは今週末までに可決したい考えを示しているが、修正案の採決が行われれば遅れる可能性もある。

共和党議員らは、迅速に対応するためにはシューマー上院院内総務(民主党)とマコネル上院院内総務(共和党)が共和党修正案の採決を認める必要があるかもしれないとしている。

だが、シューマー氏は31日、記者団に「下院に(法案を)送り返すことはできない。単純なことだ。デフォルト(債務不履行)を回避しなければならない」と述べた。

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