習近平氏の「琉球」発言…沖縄めぐる世論戦の号砲か
中国共産党の習近平が最近、福建省と琉球の歴史的な交流に関する発言が注目を集めている。一見無害な史実への言及に見えるが、7月の玉城デニー沖縄県知事の訪中を見越して、沖縄との関係醸成を図っているとも指摘されている。また発言以降、官製紙からインフルエンサーまで、琉球独立論を広げる傾向にある。
中国の人民日報4日付は、習近平の中国国家博物館への訪問記録を一面で報じた。尖閣諸島(中国名:魚釣島)について明記された明代の抄本「使琉球録」の説明を受けた際、習近平氏は福建省福州市の党書記を勤めた当時を懐古して「福州と琉球の交流が深いことを知っている」と語ったという。
この記事発表ののち、官製メディアからインフルエンサーに至るまで、さざなみを引き起こした。数年来くすぶっていた中国共産党の沖縄独立論が、新たに複数の媒体で確認できるようになった。
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