コロナ重症患者は腸内細菌が欠如している:サビーヌ・ハザン博士 | 【米国思想リーダー】

今回は、遺伝子研究所ProgenaBiomeのCEOで腸内細菌を専門とする消化器内科医のサビーヌ・ハザン博士から話を伺った。

彼女は、新型コロナウイルス感染症患者のマイクロバイオームの研究を開始してすぐ、あるパターンに気づいたという。マイクロバイオームとは、ヒトの体に共生する微生物(細菌、真菌、ウイルス)の総体を指す。

「重度の新型コロナ患者にはビフィズス菌と呼ばれる特定の細菌がなかった」

今回は、健康な腸が新型コロナ感染後の転機どのような影響を与えるのか、そして、腸の健康と免疫力を向上させるために、私たちはどのような対策を講じることができるのかについて、ハザン氏が詳しく説明する。

彼女は、新型コロナ患者のマイクロバイオームの研究から得た知識をもとに、ビフィズス菌を増やす薬剤とビタミンを組み合わせた治療プロトコルを開発し、特許を取得した。

また、コロナワクチンを接種した母親の母乳で育てられた赤ちゃんのマイクロバイオームはどんな影響を被るのか、などについても説明する。

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