出生率急落が止まらぬ中国 1万以上の幼稚園や小学校が廃校
中国の出生数は減少の一途をたどっている。中国当局が発表した最新の公式数値によると、中国の幼稚園と小学校の数は昨年、それぞれ5千校以上減少した。
中国共産党(中共)教育部は7月5日、「2022年全国教育事業発展統計公報」(以下、公報)を公表した。 公報によると、中国の幼稚園数は28万9200園で、前年より5610園減少し、1.90%減った。就学前教育を受ける子供の数は、前年より177万6600人、3.70%減少した。
中国の小学校数は14万9100校で、前年より5162校減少し、3.35%の減少となった。 また、小学校教学点(教育施設の一種であり、1つの教育機関が複数の分散した教室や施設を利用して授業を行う場所)数は7万6900点で、前年度より6690点減少した。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている