魔の三角区域――バミューダ(大紀元)

バミューダ・トライアングルの謎【未解決ミステリー】

古くより、船や飛行機が 消息を絶つ事件が多発している三角形の海域が存在します。科学的に解明できないことで、超常現象ネタとして扱われることが多く、フィクション小説や映画などの題材にもなりました。この場所こそ「魔の三角地帯」と呼ばれているバミューダ・トライアングルです。

魔の三角地帯 バミューダ

バミューダで最初に記録された謎の失踪事件は、フランス船「ロザリー号」の事件です。1840年11月6日の『ロンドン・タイムズ』紙によると、この船は8月にバハマ海峡で発見されましたが、船内には誰も乗っていなかったといいます。船倉には、ワイン、果物、絹など、当時としては高価な積荷がそのまま残されていました。船室では争った形跡はなく、船長の書類もきちんと保管されていました。

様々な痕跡から、準備もなく突然船を捨てたことが予測されます。非常に重要な物証は、船長の身分と貨物や船に関する情報が記された書類です。これは船長が常に携帯しなければならないもので、船に残して去ることはとても考えられません。

それ以来、この海域ではこうした船が度々発見されるようになり、中でも、最も有名な失踪事件と言えば、米海軍「フライト19事件」でしょう。

1945年12月5日午後2時10分、米海軍のTBMアベンジャー雷撃機5機による14人から成る編隊は、フロリダ州のフォートローダーデール基地から飛び立ちました。

午後4時頃、教官のチャールズ・キャロル・テイラー中尉から、機体のコンパスに不具合が生じたとの情報が入り、そして、午後5時過ぎには地上との無線通信が途切れてきました。

そして午後6時頃、テイラー中尉が訓練生に着水する最終命令を出した後、通信が完全に途絶えました。基地より哨戒機2機を出動させ、救援に当たったものの、1機は成果を上げられずに帰還しましたが、もう1機は消息を絶ち、二度と帰還することはありませんでした。

翌日、海軍は総力を挙げて捜索にあたりましたが、何一つ成果はなく、5日後には悪天候のため捜索は打ち切られることになりました。その後、海軍は500ページに及ぶ調査報告書を発表し、5機の雷撃機は原因不明のまま、姿を消したと結論づけられました。

それ以来、この海域で航空機や船舶の原因不明の失踪が目立つようになりました。1999年までに123件の事例が記録され、今も増え続けています。

パラレルワールド理論

次々と謎の失踪事件が起こる中、その謎を解くために専門家達が続々と集結しました。宇宙人に誘拐された説、海中のアトランティスに誘(いざな)われた説、パラレルワールドに行ってしまった説など、様々な説が飛び交っています。

その中には、ベストセラー『超巨大[宇宙文明]の真相』の著者であるミシェル・デマルケ氏も含まれています。本書では、タオと名乗る女性宇宙飛行士が、パラレルワールドが地球のある特定の場所で形成されていることを説明しています。この通路に人や動物、物が近づくと、吸い込まれてしまうため、船団が数秒で消滅することもあり得ます。

例えば、1949年11月、ボーイング社のB29爆撃機がバミューダ海域で消息不明となり、軍部はこれを発見することができませんでした。しかし、その2日後、バミューダの北東618キロ地点で18人の乗組員が発見され、徹底的に捜索した結果、やはり飛行機は発見されませんでした。なぜ、これほどまでに遠く流されたのかは、未だ謎に包まれています。

3次元に住む我々が簡単に2次元のメビウスの帯を作ることができるように、さらに高次元にいる生命も3次元を作り出せるのではないでしょうか。現在の科学技術で解明できない事象を解き明かすには、もしかしたら違う観点から考えれば、意外と簡単に答えを見いだせるのかもしれません。

詳しくはEPOCH TVをご覧ください。

https://www.epochtimes.jp/2023/02/135314.html 

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