FBIのビル (Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

児童人身売買の取締り 米FBI、200人の性売買被害者を発見

米連邦捜査局(FBI)は1日、14日間にわたって行われた児童搾取・人身売買の取締りで、200人の性犯罪被害者と行方不明になっていた子供59人の居場所を突き止めたと発表した。

またこの「クロスカントリー作戦(Operation Cross Country)」と名付けられた捜査により、児童性的搾取を目的とした売買の容疑者126人と、人身売買の容疑者68人を特定または逮捕したと発表した。

FBIのレイ長官は声明で「人身売買は、社会の最も弱い立場の人々を食い物にする重大な人権侵害だ」と指摘。

「この脅威に対するFBIの行動は決して揺らぐことはなく、このような残虐行為は決して許されないというメッセージを送り続ける」と強調した。

FBI主導のこの取り組みは、他の連邦機関や地元警察、児童保護団体である全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)とも連携して行われた。

NCMECによると、2022年に同センターに寄せられた児童の性売買疑いの報告は1万9千件以上に上る。また、同年に行方不明届が出された2万5千件以上の児童のうち、およそ6人に1人が性的人身売買の被害者であった可能性が高いという。

FBIは被害者を特定し加害者を法の裁きにかけるためには、州や地域の協力なしには不可能だとし、一般市民からの継続的な警戒・協力を呼びかけている。

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