中国のインターネット規制当局である国家インターネット情報弁公室(CAC)は8月2日、子どものスマートフォン利用に厳しい時間制限を導入する方針を示した。写真は上海でスマホを見る若者ら。2021年9月撮影(2023年 ロイター/Aly Song)

中国ネット当局、子どものスマホ利用に厳しい時間制限導入へ

[香港 2日 ロイター] – 中国のインターネット規制当局である国家インターネット情報弁公室(CAC)は2日、子どものスマートフォン利用に厳しい時間制限を導入する方針を示した。9月2日まで意見を公募する。

CACはスマホなど多機能端末の供給業者に、午後10時から午前6時の時間帯に18歳未満のユーザーのインターネット利用を禁止する「未成年モード」の導入するよう求めている。

1日当たりの利用時間は16歳以上18歳未満が2時間、8歳以上16歳未満が1時間で、8歳未満はわずか8分とした。ただ保護者が子どもの利用時間制限を解除できるようにすべきだともしている。

午後の香港株式市場では、CACの発表を受けてハイテク株が軒並み急落した。

中国当局は近年、若者の間で近視やネット依存が増えていることに懸念を強めており、2021年には18歳未満のゲーム利用を制限する措置を導入。動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」は十代の利用を40分以内に制限している。

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