8月9日、米ハワイ州のマウイ島で、大規模な森林火災が発生し、これまでに少なくとも6人が死亡した。写真は火災で焼け落ちたボート。ラハイナ地区で同日撮影。提供写真(2023年 ロイター/Mason Jarvi)

ハワイのマウイ島で大規模森林火災、少なくとも6人死亡

[カフルイ(米ハワイ州) 9日 ロイター] – 米ハワイ州のマウイ島で9日、大規模な森林火災が発生し、これまでに少なくとも6人が死亡した。遠くに位置するハリケーンの影響による強風で火勢が増し、炎や煙から逃れるために海に飛び込んで沿岸警備隊に救助された住民も出ている。

マウイ島西部はリゾート地のラハイナ地区を含めて1本のハイウェイを除いて遮断され、避難者と警察や消防などの関係者以外は通行できない。

ソーシャルメディアには火災から逃げようとパニックになっている人々の動画や写真が相次いで投稿されている。

マウイ郡トップのリチャード・ビッセン氏は「現在の最重要課題は人命救助だ」と語った。死者について詳しい情報はまだ報告が届いていないという。

  8月9日、米ハワイ州のマウイ島で、大規模な森林火災が発生し、これまでに少なくとも6人が死亡した。写真はキヘイ地区の火災。ソーシャルメディアに投稿された動画より(2023年 ロイター)

 

関連記事
豪州シドニーのシドニー国際水泳センターで13日、ソーラーパネルが炎上し、数百人の学生を含む2500人以上が避難した。ニューサウスウェールズ州消防救助隊が出火の原因について調査している。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
オーストラリア政府が2030年までに再生可能エネルギーを82%まで増やす目標を達成するため、過去最大規模の再生可能エネルギー入札が発表された。全国電力供給網(NEM)向けに6ギガワット(GW)の新規再生可能エネルギー・プロジェクトが展開され、各州で多くの再生可能エネルギープロジェクトが進む予定だ。 西オーストラリア州では、500メガワットの再生可能エネルギー貯蔵発電の入札が始まり、国家エネルギー市場で注目を集めている。
オーストラリア、ニュージーランド、国際連合を含む国際同盟国は、4月にソロモン諸島が実施する国政選挙を支援するため、安全保障、ロジスティクスその他の支援を提供している。 防衛と警察要員に加え、太平洋の近隣諸国もソロモン諸島に財政援助を提供している。
17日にソロモン諸島で総選挙が行われる。今回の選挙では、好戦的で親中派の現職ソガバレ首相が続投するかどうかが注目される。しかし、国民には中国共産党傾斜と政治腐敗への鬱憤が募っている。