オーストラリアと米国、「ゆるぎない同盟」の一環として安全保障パートナーシップを深化
オーストラリアと米国の国防相と外相は2023年7月下旬、両国の軍隊数千人がオーストラリア大陸全域でこれまでにない規模の合同軍事演習を実施するなか、戦力態勢、兵器開発、新興技術などを含む安全保障協力を深化させることで合意した。
さらに、通常兵器搭載の原子力潜水艦をオーストラリアが取得することになっている英国との3か国構想の進展に注目しつつ、訓練や演習、統合防空ミサイル防衛などの分野で日本との協力を拡大する計画を発表した。
ペニー・ウォン(Penny Wong)豪外相、リチャード・マールズ(Richard Marles)豪国防相、アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国国務長官、ロイド・オースティン(Lloyd Austin)米国国防長官は、オーストラリアのブリスベンでの会談後の声明で、1951年に締結された豪米同盟は「かつてないほど強固なものになっている」とし、 「共通の価値観の絆に基づくこのパートナーシップは、安定と繁栄、そして平和を維持するという共通の決意を前提とした、戦略的な利益をもたらすものだ」と述べた。
関連記事
米戦争省(ペンタゴン)は8月7日、未確認異常現象(UAP、いわゆるUFO)に関する第5弾の機密解除文書を正式に […]
米軍の「弾薬切れ」は本当か。イラン戦争で精密兵器消耗の懸念が浮上も、トランプ米大統領は備蓄十分と反論、情報漏洩者を追及する方針も表明した
米国防総省はロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマンと枠組み協定を締結。パトリオットPAC-3の生産を3倍、THAAD迎撃システムを4倍に拡大し、ミサイル防衛のサプライチェーン強化を図る
米軍の兵器備蓄不足を受け、国防総省が迎撃ミサイル増産へ。PAC-3やTHAADの生産能力を引き上げる7年契約を締結した
トランプ大統領は国防サプライチェーンの全面調査と、中国などからの重要鉱物調達規制を強化。多層的な供給網を可視化し依存脱却を加速、西側の戦略再編を狙う