米上院共和党トップのマコネル院内総務 (Photo by Drew Angerer/Getty Images)

米上院共和党トップのマコネル氏、突然固まり30秒沈黙 今年2回目

米共和党のマコネル上院院内総務(81)は30日、記者団らの質問に答えていた際に突然黙り込み、固まった。この5週間で2度目となる。今年3月には転倒して脳震とうを起こしており、健康状態への懸念が改めて浮き彫りとなった。

米ケンタッキー州で開かれた政府フォーラムでの記者会見で、2026年の再選出馬について質問された際、マコネル氏は「それは…」と答え突然約30秒凍りついた。

異変に気付いた補佐官など2人が近づいたのちに発言を再開したが、記者団の質問が聞き取れない様子だった。

マコネル氏の反応がない際には、補佐官が記者団に対して「申し訳ありません。少々お待ちください」と声をかける一幕もあった。

マコネル氏の側近は、エポックタイムズに対して「記者会見中に一瞬ふらつきを感じ一時中断した」と述べた。「慎重を期すため、医師に相談する」という。

マコネル氏は7月にも議会内での記者会見で突然黙り込み、一時その場を離れている。

共和党議員からは心配する声が上がる一方、退任を求める者もいる。マージョリー・テイラー・グリーン下院議員はX(旧ツイッター)に「わが国の指導者たちの深刻な高齢化問題や精神衛生上の問題に対処する必要がある」と投稿した。

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