成都航空のスタッフによると、その出来事の後、彼らは飛行の安全を保証し、乗客が搭乗した後、正体がわからない物は航空機に遺さないように全席を調べた。これは民間航空局の規定及び要求に準拠している。 (chiociolla / PIXTA)

成都空港で搭乗後に乗客が忽然と消えた

「乗客があとかたもなく消えた」

事件は成都から北京へ向かうEU2730便が出発を待つ際に発生した。あるネットユーザーによる動画では、乗客が搭乗の後に忽然と消えたという。

成都航空のスタッフによると、この出来事の後、彼らは飛行の安全を保証し、乗客が搭乗した後、正体がわからない物は航空機に遺さないように全席を調べた。これは民間航空局の規定及び要求に準拠している。

全席を調査の結果、異常な物品や危険物は何一つ発見されなかった。消えた乗客の荷物も航空機から取り除かれた。

航空会社及び民間航空局の発表によれば、この乗客は、搭乗ゲートで身分証明書と搭乗券をスキャンした後、待機エリアに入ったが、航空機のスタッフはこの乗客の姿を確認できていない。

航空機が出発の準備を進める中で、スタッフは席に未使用の搭乗券が残されているのを発見した。直ちに地上のスタッフに通報した。地上スタッフが確認の結果、未使用の搭乗券は消えた乗客のものだった。

しかし、その忽然と消えた乗客は一体どこへ? 事件の背後に何らかの秘密が隠されているのか、それは未だ不明である。

この一件について、ネットユーザーたちは激しく議論を交わしている。

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