米下院共和党が次期議長候補から意見を聞くため来週開く会合にトランプ前大統領(写真)が出席する可能性があることが分かった。同党の強硬派マージョリー・テイラー・グリーン議員が10月5日、ロイターに語った。2018年3月、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Kevin Lamarque)

米共和強硬派、下院議長にトランプ氏擁立案 候補会合に出席も

David Morgan

[ワシントン 5日 ロイター] – 米下院共和党が次期議長候補から意見を聞くため来週開く会合にトランプ前大統領が出席する可能性があることが分かった。同党の強硬派マージョリー・テイラー・グリーン議員が5日、ロイターに語った。

同議員によると、トランプ氏は10日に開かれる非公開会合への出席を検討している。

トランプ氏が自身を次期議長として支持するよう議員らに求めるかどうかは不明だが、グリーン氏はトランプ氏が候補になることを望むと述べた。

トランプ氏は4日、自身を議長に推す声があることを認識しているとしつつ、来年の大統領選に集中していると述べていた。

下院規則では議長は必ずしも現職議員である必要はない。ただ、共和党は指導部に対し、2年以上の収監を伴う重罪で起訴された場合は退くことを義務付けている。

トランプ氏は4つの刑事事件を巡り91の重罪で起訴されている。

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