握手の際、習氏が李氏を正面から見ていなかったことも注目されている (Photo by NOEL CELIS/AFP via Getty Images)

急死した李克強氏 在任中に習近平氏と勃発した3つの「闘争」

27日、中国の李克強前首相の急逝が伝えられた。公式発表では心臓発作が原因とされているが、不自然な点を指摘する声も大きい。こうしたなか、中国人の間では李克強氏の在任中に習近平氏との間で勃発した「闘争」が話題となっている。

今年3月の中国共産党全国大会での出来事だ。習近平氏と李克強氏はいずれも演説を行ったが、その内容を細かく見ていくと、暗に互いを批判していると解釈できる部分があるというのだ。

3月6日には、習近平氏が民建工商連合業界の政協委員を相手に行った演説が新華社によって伝えられた。それによると、習氏は「一部の政策は、うまく進めば改革の成果となるが、そうでなければ腐敗への道となる」と発言し、「放管服」という方針について不満を露わにした。

▶ 続きを読む
関連記事
中共当局による懸賞付き指名手配を受けた台湾のインフルエンサー八炯氏が、海外の中共領事館で出頭を試みたものの受け付けられず、その様子を収めた動画が注目を集めている
江沢民派のフィクサー、曽慶紅。豪邸購入や国有資産横領にまみれた一族の腐敗から、南アフリカでの暗殺未遂、臓器収奪への関与まで、その権力掌握の足跡と法輪功迫害に加担した「血債派」の闇の真相に迫る
中国共産党(中共)の「両会」は12日に閉幕し、すでに10日が経過したが、中共の党首習近平は、例年通り3月中旬に北京を離れて視察を行うことがなかった。これがメディアの注目を集めている。
かつての「世界の工場」中国・東莞の変貌を通じ、深刻化する経済減速の実態に迫る
イランのホルムズ海峡封鎖を受け、中国共産党は「中国船は安全」と宣伝してきたが、大手海運・中遠海運(COSCO)がペルシャ湾での8隻足止めを認めた。当局の虚偽宣伝と過酷な現実の乖離を、ネット上の皮肉と共に報じる