蕨市の郵便局立てこもり事件で現場に向かう警察特殊部隊(Wenliang Wang/大紀元)

埼玉・蕨市の郵便局立てこもり 男の身柄を確保 女性も保護

埼玉県蕨市の郵便局で拳銃を持った男が立てこもっていた事件で、10時20分ごろ、警察が建物に突入し、男の身柄を確保した。

31日午後2時15分、蕨市の郵便局に男が拳銃を持って立てこもったとの通報を受けて、警察が駆けつけた。建物には逃げ遅れた郵便局員の女性2人が取り残されたが、19時15分ごろ、午後21時過ぎにそれぞれ出入り口から退出。警察に保護された。2人ともケガはないとみられる。

読売新聞などが報じる捜査関係者の話では、立てこもっていたのは同県戸田市に住む80歳代の男。取り押さえた際、警察は拳銃のようなものも押収した。

郵便局での事件から1時間ほど前、戸田中央総合病院で発砲事件が発生しており、この80代の男が関わったものとみられている。発砲によって、医師と患者の2人がケガを負ったが、命に別状はないという。

関連記事
将来のパンデミックに備え、政府はどういった体制を構築するつもりなのか。目下進行中の「政府行動計画」の大幅改定に関するパブリック・コメントに、約19万件の意見が寄せられたと見られている。
山梨県富士河口湖町にあるコンビニエンスストアから望む、富士山が屋根越しに浮かび上がる絶景が「フォトジェニック」なスポットとしてSNSで大人気だ。しかし、国内外から観光客が殺到して、迷惑行為や不法侵入など問題が発生。地元自治体は景観を遮断する壁の設置を決定する事態となった。海外メディアも「日本のおもてなしの限界が試された事案」として取りあげている。
敷島製パン株式会社は7日、同社のパスコ東京多摩工場で生産された食パン「超熟山型5枚スライス」に、異物が混入していたことを明らかにした。異物は小動物の一部とみられ、該当商品については回収を完了したという。また、念のため同ラインで生産された別の商品も合わせて約10万4千個を自主回収するとともに、原因究明と対策強化のため当面の間、当該ラインを休止する。
環境省は、1日に水俣市で行われた伊藤信太郎環境相と水俣病被害者団体との懇談の席で、団体側の発言を制止するためにマイクの電源を切ったことについて、近く直接会って謝罪する。FNNなどによれば、環境省は記者団の取材に応じ、「関係者に不信感を与え申し訳ない」と述べている。一方、被害者団体は8日に記者会見を開く予定。
ゴールデンウィーク中に外国人労働者の受け入れ拡大に向けた法改正の審議が進む。識者は「実質移民解禁ではないか」と危惧する。こうしたなか、いわゆる移民政策推進に一石を投じるオンライン署名が行われている。半年間で7500筆もの署名を集め、コメントも2300件を上回る。