「お前は鈴木か」バンに押し込まれ、そのまま7か月拘留…友好人士の6年間
「お前は鈴木か?」「そうだ」。日本への帰国便に搭乗するため、北京空港のターミナルを歩いていると、突然現れた数人の男に取り囲まれ、白いバンに押し込まれた。
日中青年交流協会の元理事長、鈴木英司氏は7年前、空港で起きたこの出来事を今でも鮮明に覚えている。長年、両国の友好のために尽力してきた“友好人士”は突然、スパイ容疑で拘留され、その後逮捕され、中国で6年以上の獄中生活を強いられた。
昨年10月に刑期を終えて出所し、帰国した。独占インタビューに応じた鈴木氏は、中国共産党による恣意的な法執行や、非人道的な勾留について詳細に語った。
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