11月17日、 バイデン米大統領(写真右)は、米西部サンフランシスコでメキシコのロペスオブラドール大統領(同左)と会談した。メキシコ大統領府提供(2023年 ロイター)

米・メキシコ大統領が会談、フェンタニルや移民問題協議

Jeff Mason

[サンフランシスコ 17日 ロイター] – バイデン米大統領は17日、米西部サンフランシスコでメキシコのロペスオブラドール大統領と会談した。米国で死者が急増している医療用麻薬フェンタニルや移民の問題などを協議した。

バイデン氏は「武器密売と闘い、組織犯罪に取り組み、フェンタニルを含むオピオイドの問題に対処するため肩を並べて取り組んでいる」と強調した。

ロペスオブラドール氏は、両国関係は尊敬に値する協力的なものだと述べ、バイデン氏の移民政策を賞賛し「並外れた大統領 」であり、「信念を持った人」と評価した。

「麻薬との闘いでは、フェンタニルや(原材料として使われる)化学物質が米国に流入することを防ぐための支援を続けることを約束する」と表明。「われわれは米国の若者への悪影響を認識している」と説明した。

ホワイトハウスは、会談で両首脳が移民管理における緊密な協力関係の維持と拡大で合意したと説明した。

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