11月24日、来年1月に行われる台湾総統選を巡り、最大野党の国民党と野党第2党の台湾民衆党は個別に立候補者を届け出た。写真は23日、台北で行われた記者会見で撮影(2023年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

台湾総統選、野党候補一本化実現せず 鴻海創業者は撤退表明

Yimou Lee Sarah Wu

[台北 24日 ロイター] – 来年1月に行われる台湾総統選を巡り、最大野党の国民党と野党第2党の台湾民衆党は24日、個別に立候補者を届け出た。野党候補一本化は実現しなかった。

国民党の侯友宜候補と民衆党の柯文哲候補は同日午前、それぞれの副総統候補も発表。侯氏はメディア出演で知られる趙少康氏を、柯氏は立法委員(国会議員)の呉欣盈氏を指名した。

一方、野党協議決裂を受けて総統選から撤退するとの見方が強まっていた鴻海(ホンハイ)精密工業創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏は、立候補届け出期限のわずか3時間前に撤退を正式表明した。

台北にある国立政治大学の教授(外交学)で元国民党副秘書長の黄奎博氏はロイターに対し「野党2党にとってかなり苦しい選挙戦になるだろう」と語った。

総統選では与党・民主進歩党(民進党)の候補である頼清徳副総統が世論調査で常にリードしている。

台湾の株式市場では、中国との関係が改善されず、中国人観光客が台湾に戻ることはないとの見方から旅行関連株が下落した。

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