韓国統計局が11月30日発表した10月の鉱工業生産指数は、季節調整済みで前月比3.5%低下した。仁川で2016年5月撮影(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji)

韓国鉱工業生産、10月は予想外のマイナス 半導体が軟調

[ソウル 30日 ロイター] – 韓国統計局が30日発表した10月の鉱工業生産指数は、季節調整済みで前月比3.5%低下した。半導体の生産減を背景に、昨年12月以来最大の落ち込みとなった。

ロイターがまとめたエコノミストの予想は0.5%上昇だった。

9月は1.7%上昇していた。

半導体は11.4%減、機械は8.3%減。電子部品は10.4%増加した。

指数は前年比では1.1%上昇。エコノミスト予想は5.2%上昇、9月は2.9%上昇だった。

10月はサービス部門の生産も前月比0.9%減と5月以来のマイナスとなった。

全ての産業を合わせた生産指数は1.6%低下し、2020年4月以来最大の落ち込みとなった。

関連記事
[東京 31日 ロイター] – 経済産業省は31日、軍事転用の防止を目的に、半導体製造装置を輸出管 […]
米国は日本、韓国と新たな経済安全保障対話を立ち上げ、協働して中国に対する技術的な競争力を高めることを図る。28 […]
半導体受託生産の世界最大手TSMC(台湾積体電路製造)の魏哲家・最高経営責任者(CEO)は13日、日本で2棟目 […]
米国と台湾は17日、新たな貿易・投資イニシアチブのもと、今秋にも交渉を開始すると発表した。米通商代表部(UST […]