12月22日、メキシコのロペスオブラドール大統領(写真)は定例会見で、大量の移民希望者への米国の対応を支援する措置を強化すると述べた。写真はカリフォルニア州サンフランシスコで11月撮影(2023 ロイター/Kevin Lamarque)

メキシコ、米国への移民抑制策を強化へ 両国首脳の申し合わせ受け

メキシコ市 22日 ロイター] – メキシコのロペスオブラドール大統領は22日の定例会見で、大量の移民希望者への米国の対応を支援する措置を強化すると述べた。詳細は明らかにしていない。

前日、ロペスオブラドール大統領はバイデン米大統領と電話会談し米・メキシコ国境での不法移民取り締まりを強化する必要があるとの認識で一致していた。

大統領の会見後、コアウイラ州政府は、米国境沿いのピエドラスネグラスから南方のタバスコ州ビヤエルモサに移民を運び、出身国に送還すると発表した。送還する移民の数など詳細は明らかにしなかったが、中央政府の移民当局との調整に基づく措置と説明した。

ブリンケン国務長官やマヨルカス国土安全保障長官を含む米政府高官が27日にメキシコを訪問し移民対策でさらに協議する予定。

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