エポックタイムズ

パソナ派遣社員、国委託事業で不正持出か 約11万人分の個人情報で営業

人材サービス大手パソナの派遣社員が、国が委託する「中小企業等事業再構築促進事業」で知り得た個人情報を不正に使用した疑いがある。これらの情報をもとに補助金申請に関して有料で支援する旨の営業メールを送ったり、自身が運営する補助金支援のホームページに掲載したりしていたという。

事務局が該当の元職員(パソナ派遣社員)に貸与していた業務用パソコンの調査を行ったところ、同補助金の採択者約7万5千社(約11万人分の氏名等の個人情報を含む)の情報を保存・閲覧していたことがわかった。外部専門家による調査でも、当該パソコンからファイルが持ち出された痕跡も見つかったという。

元職員は補助金支援を有料で支援するホームページを運営しており、自身の支援があったどうかにかかわらず、支援事例として表示していた。事業主名は黒塗りされていたものの、交付決定等の通知文書や補助金額などの情報を掲載していた。

▶ 続きを読む
関連記事
カナダ映画『超限戦』を10月、東京とさいたまで上映。パンデミック下で拘束されたウイルス学者を描き、科学と権力、情報統制をめぐる問いを投げかける
日本の柔道女子選手、前田凛は10月1日、女子70キロ級で金メダルを獲得した。準々決勝で中国の唐婧と対戦した際、相手に20秒以上にわたり腕をかまれ、この思わぬ出来事が日中で大きな話題となっている
木原稔官房長10月2日記者会見において、北海道共同募金会が運営する「赤い羽根共同募金」をめぐり、寄付金約2億5千万円の使途が不明となっている問題を取り上げ、「大変遺憾である」との認識を示した
食卓を支える農村が消える?2050年、全国の4分の1の集落が機能停止の危機に直面。食料・安全保障危機を未然に防ぐため、守るべき農地の「線引き」や広域連携、「農村の終活」という新たな選択肢に迫る
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る