アルゼンチン新大統領「社会主義が貧困創出」、ダボス会議で持論
Leela de Kretser Victoria Waldersee
[スイス、ダボス 17日 ロイター] – アルゼンチンで先月就任した急進的リバタリアン(自由至上主義)のミレイ大統領が17日、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で講演し、社会主義を非難する一方で自由市場をたたえる姿勢を改めて示した。
「社会主義は貧困を生み出す現象だ」と強調し、西側諸国では社会主義拡大の危険にさらされていると主張。「自由企業による資本主義こそが飢餓と貧困を終わらせる唯一の手段だ」と持論を訴えた。
同氏は財政改善と景気浮揚を目指し、歳出削減や規制緩和など大規模な経済改革を推し進めている。一方、高い貧困率と社会不安にも直面している。
その後、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事と会談し、アルゼンチンの経済危機とIMFによる440億ドルの金融支援について協議した。
ゲオルギエワ氏はX(旧ツイッター)で「非常に良い会談だった」と評価し、「アルゼンチン経済と社会の深刻な課題、インフレを引き下げ、民間主導の成長を促進し、最も弱い立場にある人々を救うために少ない公的資金を活用するための断固たる措置を話し合った」と述べた。
関連記事
「本日、どこかの時点で彼らからの回答を期待している」と米国務長官は述べた
中国石油タンカーが今週、ホルムズ海峡の入り口付近でイラン軍の攻撃を受けた。イラン戦争勃発以来初めて。中共当局は中国船と認めず、専門家からは、当局が事件の影響を抑えようとしている可能性があると指摘
北朝鮮が憲法を改正し、「祖国統一」など南北統一関連の表現を全面削除。金正恩の核兵器使用権限も明文化した。専門家は、金王朝体制の永久化と対米交渉を見据えた戦略転換だと分析している
フランス製の象徴玩具「キリンのソフィー」が実際は中国で製造していたとフランスメディアが報じ、当局が調査を開始。ブランド表示の実態に疑問が広がっている
イランをめぐる戦争の影響で石油関連製品の輸送が滞り、アジア各国でプラスチック不足への懸念が広がっている。日本石油化学工業協会が最近発表したデータによると、国内のエチレン設備の稼働率は68.6%まで低下し、過去最低を記録