自衛隊は、対馬(長崎県)の東約50kmの海域において、同海域を南西進するロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦1隻を確認した(統合幕僚監部)

ロシア海軍巡洋艦 対馬海峡を南西進し、東シナ海へ

統合幕僚監部は25日、海上自衛隊が1月24日(水)正午頃、対馬の東、約50kmの海域を南西進するロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦1隻(艦番号「011」)を確認したと発表した。

その後、同艦艇は対馬海峡を南西進し、東シナ海へ向けて航行した。

また24日午後4時頃には、与那国島(沖縄県)の北東約80kmの海域において、同海域を南西進するロシア海軍ウダロイⅠ級駆逐艦1隻(艦番号「543」)が確認されている。

その後、同艦艇が与那国島と西表島(沖縄県)との間の海域を南西進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。

またこのスラバ級ミサイル巡洋艦は22日に対馬海峡を南西進した後、対馬の南東約30kmの海域において反転し、対馬海峡を北東進した艦船と同一の艦であり、ウダロイⅠ 級駆逐艦は22日、対馬海峡を南西進したものと同一の艦船だった。

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