(大紀元)

日大、アメフト部を正式に廃部 薬物事件めぐり

アメフト部の薬物事件をめぐり、日本大学は25日、学長決裁を経て正式に廃部手続きが完了したと発表した。廃部は昨年12月15日付に、23日には同部指導陣4名を解任したと明らかにした。

日大アメフト部では、これまでに違法薬物事件で部員4人が摘発されている。昨年12月15日開催の臨時理事会において、廃部することが決定していたが、薬物事件に関与していない在学生などへの対応策を検討して、学生等へのサポート体制が整ったため正式に廃部手続きが完了したと述べた。

日大は、「今後は2024度入学予定者及び薬物事件に関与していない在学生が廃部に伴って受ける不利益を最小限にするために、できるだけの支援をして参ります。入学予定者及び薬物事件に関与していない在学生の新しい受け皿につきましては、日本大学競技スポーツ改革特別委員会で引き続き検討して参ります」としている。

 

▶ 続きを読む
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている