3月16日、米起業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXは、米情報機関との契約に基づいて数百基のスパイ衛星網を構築する取り組みを進めている。事情に詳しい5人の関係者が明らかにした。写真はカリフォルニア州ホーソーンの同社本社。2018年撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)

スペースXが米のスパイ衛星網構築、情報機関と契約=関係者

[ワシントン 16日 ロイター] – 米起業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXは、米情報機関との契約に基づいて数百基のスパイ衛星網を構築する取り組みを進めている。事情に詳しい5人の関係者が明らかにした。

関係者の話では、スペースXの「スターシールド」部門が2021年に米国家偵察局(NRO)と18億ドル規模の契約を交わした。このスパイ衛星網が完成すれば、地球上のどの地点でも米政府と軍が標的を即座に探知できる能力が大きく向上する。

マスク氏はこれまでバイデン政権と度々対立し、ロシアと継戦中のウクライナにおける衛星インターネットサービス「スターリンク」運用を巡って批判を浴びる場面もあったが、このような契約からは、米情報機関の間でスペースXへの信頼が高まってきている状況もうかがえる。

▶ 続きを読む
関連記事
米中間選挙で共和党が苦戦する中、トランプ氏は「自分が候補者なら圧勝していた」との見方を示した。一方、選挙結果を受け入れ、民主党との協力にも前向きな姿勢を示した
米民主党は11月3日の選挙で、上院の過半数を奪還した。民主党はノースカロライナ、サウスカロライナ、テキサス、オハイオ、アイオワ、カンザスの6州で共和党から議席を奪った。過半数の確保には、共和党から4議席を奪う必要があった。
米国で2026年中間選挙の投票が始まった。共和党が上下両院の多数派を維持できるかが焦点。オハイオ、アイオワ、ミシガンなどでは上院議席をめぐる接戦が続き、トランプ政権2期目への評価も問われる
ホワイトハウス公式文書に基づき、トランプ第2期政権の主要施策と実績を解析。国境警備、減税、エネルギー独立、DOGEによる行政刷新など、主要公約の実現成果を網羅的に詳解する
ミシガン州の上院選最終盤で、民主党のスティーブンス下院議員が共和党候補支持へ転換。反ユダヤ主義広告を巡る対立が引き金となり、党を揺るがす事態に。異例の寝返りがもたらす波紋を追う