【どう伝える?】17.3%が、過去に子どもから「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれたことがある

株式会社NEXERは、青山ラジュボークリニックと共同で「子ども性教育」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。

■子どもの性教育、どうしている?

「赤ちゃんはどこからくるの?」は子育てをしている方にとって悩みのひとつではないでしょうか。

扱いが難しい話題ですが、子どもの将来を考えると正しい性教育を行うことが重要です。

そこで今回は青山ラジュボークリニックと共同で、事前調査で「子どもがいる」と回答した全国の男女781名を対象に、「子どもの性教育」についてのアンケートをおこないました。

「子どもの性教育に関するアンケート」調査概要

調査期間:2024年3月7日 ~ 2024年3月8日

調査機関:株式会社NEXER(自社調査)

集計対象:子どもがいる全国の男女

有効回答:781サンプル

調査方法:インターネット調査

質問1:過去に子どもから「赤ちゃんはどこからくるの?」などと聞かれたことはありますか?

質問2:初めてそれを聞かれたのは、子どもが何歳頃ですか?

質問3:聞かれた時、どのように答えましたか?

質問4:家庭で子どもに性教育を実施していますか?

質問5:その理由を教えてください。

質問6:家庭での子どもの性教育について、子どもに伝えていることを教えてください。

質問7:子どもの性教育に関して、悩みや不安などはありますか?

質問8:どのような悩みや不安なのか教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

 

■17.3%が過去に子どもから「赤ちゃんはどこからくるの?」などと聞かれたことがある

まずは、過去に子どもから「赤ちゃんはどこからくるの?」などと聞かれたことはあるか聞いてみました。

 

初めてそれを聞かれたのは、子どもが何歳の頃か聞いてみました。

聞かれた時、どのように答えたのか聞いてみたので一部を紹介します。

 ・ お母さんのお腹だよ(30代・女性)

 ・ コウノトリが連れてくるんだよ(30代・女性)

 ・ ママのお腹の中で育てて、ママのお腹から出てきたのよ(30代・女性)

 ・ 鳥さんが連れてきたんだよと話した。(40代・女性)

 

【3~4歳】「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれてどう答えた?

 ・ お空からだよ(30代・女性)

 ・パパとママの子供になりたいって選んで来てくれるんだよって伝えました(30代・女性)

 ・お母さんのおなかの中から生まれてくるんだよと答えた。(40代・男性)

 ・お空からママのお腹にくると言った(40代・女性)

 ・コウノトリが運んでくると答えた(40代・男性)

【5~6歳】「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれてどう答えた? 

 ・性行為について説明した(20代・女性)

 ・聞き流したと思います(30代・男性)

 ・どうだろうね~とぼやかしました。(40代・女性)

 ・コウノトリさんが運んできたんだよ(40代・男性)

 ・家族みんなが赤ちゃんが欲しいと思って仲良くしていたら、来てくれるよ。(40代・女性)

■11.4%が家庭で子どもに性教育を「実施している」

続いて、家庭で子どもに性教育を実施しているかどうか聞いてみました。

 

それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

家庭で子どもに性教育を実施している。その理由は?

 ・  まずは性被害に遭わないようにするため、また本人をする側にさせないため(20代・女性)

 ・学校の性教育では充分ではないし、必要な知識を教える時期が遅いと思ったから。(30代・女性)

 ・少しづつ知っていくことが大切だと感じるため。(40代・男性)

 ・やましいとかそう言う固定観念のないうちにと思って(30代・女性)

「大切だから」といった理由のほかに「性被害に遭わないようにするため」「子どもを加害者にさせないため」などの声もあがっていました。

 

さらに家庭での子どもの性教育について、子どもに伝えていることを聞いてみたのでこちらも一部を紹介します。

家庭での子どもの性教育について、子どもに伝えていることは? 

 ・プライベートゾーンのことや、何かあったかもしれない時すぐにでも声に出すことなど(20代・女性)

 ・自分の身体は自分だけのもので、好きな人や大事な人ができた時に触ったり触られたりする。性行為で子供が出来ることも教えている。(30代・女性)

 ・自分の体を大事にするように伝えている(30代・女性)

 ・男女の違い(40代・男性)

 ・生理は女性に起こり、男性には大人になるために声変わりするなど伝えている(40代・女性)

「自分の体を大事にすること」「男女の違い」「プライベートゾーンについて」などが多く挙げられていました。

 

一方で、家庭で子どもに性教育を実施していない方の理由を見てみましょう。

家庭で子どもに性教育を実施していない。その理由は? 

 ・まだ小さいので(30代・女性)

 ・まだ理解できないと思うから(30代・女性)

 ・なんとなく話してはいるが、自分で学ぶこともあると思うから。(30代・女性)

 ・なんとなく照れ臭いので。(40代・女性)

 ・教え方が分からないから(40代・女性)

「まだ分からないと思うから」「教え方が分からないから」「照れくさいから」などの理由が多くあがっていまいた。

 

■32.6%が子どもの性教育に関して、悩みや不安などが「ある」

最後に、家庭で子どもに性教育を「実施している」と回答した方に、子どもの性教育に関して、悩みや不安などはあるか聞いてみました。

 

どのような悩みや不安なのか聞いてみたので、一部を紹介します。

 

子どもの性教育に関して、悩みや不安などが「ある」どのような悩みや不安?

 ・まだ小さいこともあって、どこまで詳しく教えるべきなのか、噛み砕いて教えるのが難しい。(20代・女性)

 ・教えたことをちゃかしたり、変な受け取り方をしないかどうか。(30代・女性)

 ・まだ、性に関する話題はおふざけの対象という印象があるので正していきたいと感じる。(40代・男性)

 ・トラブルなどにならないかどうか(40代・男性)

 ・先走って変な知識をつけてしまわないか(40代・女性)

「性に関する話題をちゃかされないかどうか」「変な知識がつかないかどうか」などの悩みがあがっていました。

 

■まとめ

今回は、子どもの性教育に関する調査を行い、その結果について紹介しました。

17.3%の方が、過去に子どもから「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれたことがある、と回答しています。

そのうちの38.5%の方は、子どもが「3~4歳」の頃に始めて聞かれた、という結果になりました。

さらに11.4%の方は、家庭で子どもに性教育を実施していると答えました。

「自分の体を大事にすること」や「男女の違い」「プライベートゾーンについて」などを主に教えているようです。

子どもに性教育をするのは恥ずかしい、抵抗があるという方も少なくないのではないでしょうか。

しかし正しい知識をつけることで子どもを加害者にしないだけでなく、被害者になる恐れも軽減できるため、機会があれば性教育の場を設けてみてはいかがでしょうか。

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