包子に革命を起こし、山西の老漢小籠包は国際的なブランドとなる (提供:人民時報)
シリーズ:【時代の名人】

鼎泰豐の創設者:庶民包子でミシュランの星を獲得 【時代の名人】(後編)

(続き)

台湾有名な小籠包の老舗・鼎泰豐の創設者である楊秉彝(よう へいい)氏は学校に通ったことはありませんが、彼の放浪を通して生計を立ててきた経験から、民間に根ざした伝統文化を多く吸収しました。彼の身にも山西省の晋商の特質が受け継がれていました。

山西人は古来から商売好きという伝統があり、晋商は義を重んじ、信頼を守り、開拓に勇敢で、経営に長け、柔軟です。これらの特徴は楊秉彝が鼎泰豐を経営する過程で最も顕著に現れました。

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