人権派弁護士、王全璋氏の妻、李文足氏。2018年12月北京で撮影 (Photo by FRED DUFOUR/AFP via Getty Images)

中国共産党が迫害する「新たな5カテゴリー」 偽ワクチン被害者も対象

中国共産党による国民への弾圧と迫害が激しさを増している。米ワシントンの人権団体「中国人権擁護者」の報告によれば、中国共産党は弁護士や偽ワクチン被害者などを「新たな5つのカテゴリ」と定め、その子どもや家族にまで”連座制”を適用。追跡や家宅を荒らすなどの嫌がらせ、子どもの就学や海外渡航の権利剥奪、精神病院への収容など、残酷で無差別な手段を用いているという。

同報告は、すでに服役を終えた政治的反体制派とその家族に対しても、中国共産党が「集団処罰」を継続的に行っている事例を複数取り上げている。

著名な人権弁護士、王全璋氏の妻、李文足氏は、一家が過去1年間に受けた嫌がらせや強制退去について語った。国家安全当局からの迫害は昼夜を問わず続いている。子どもたちが眠った深夜に大勢の警官が家に押し入り、怒鳴り散らしながら物を投げつけ、子どもたちを引きずり出し「出ていけ」と住居からの退去を強いるという。

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