米下院議員、「神韻をどう守るか」を問う、公聴会で中国共産党の政治戦対応について議論する(Joshua Roberts-Pool/Getty Images)

米下院議員、「神韻をどう守るか」を問う、公聴会で中国共産党の政治戦対応について議論する

中国共産党の影響力工作に対する米国内の懸念が高まる中、神韻芸術団を狙った中共(中国共産党)の弾圧・妨害工作も次第に激化しているという議論が上がっている。

17日(現地時間)、米議会で開かれた「中国共産党の対米政治戦」に関する公聴会で、民主党のエレノア・ホームズ・ノートン下院議員は「中国政権の神韻に対する執拗な妨害は20年近く続いている」と述べた。

最近、妨害はさらに激化している。先月だけで、神韻の公演が予定されている会場に対する爆破予告が何度もあった。神韻関係者が乗ったツアーバスのタイヤが(誰かに)切り込みが入れられ破損しているのが発見されたこともある」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ベネズエラ野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏が変装し軍検問を突破、漁船でカリブ海を渡りノルウェーへ。娘の代理受賞後自ら到着、トランプ政権支援を認め平和賞を国民と米大統領に捧げると述べた
米国の入国審査が、かつてないレベルで厳しくなろうとしている。日本を含むビザ免除国からの旅行者であっても、今後は過去5年分のSNS履歴や家族情報、生体データまで提出が求められる見通しだ。
世界フィギュアスケート・グランプリファイナルで、米国のアリサ・リウ選手が女子シングルを制し注目を集めている。名古屋での大会で圧巻の演技を披露した一方、父が天安門事件後に米国へ亡命した元学生運動指導者であることも改めて話題となっている。
中国からカナダへ亡命し、ブリティッシュコロンビア州でカヤック事故により死亡した人物が、死亡時に中国の秘密警察のエージェントに標的にされていたと、元中国スパイの証言から明らかになった
ネットワーク機器大手のTP-Linkが米連邦取引委員会(FTC)をはじめ複数の政府機関から調査を受けている。同社は中国共産党との関係を意図的に希薄化し、米国企業と誤認させた疑いを指摘された