UCLAの学生がイスラエルとハマスの紛争に抗議している(2024年4月25日、ロサンゼルスのUCLAキャンパスにて)。(John Fredricks/The Epoch Times)

ハマス支持、反イスラエル、反ユダヤの学生運動の背景に何があるのか 

北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。

もちろん、北米には、民族的・宗教的信条に基づいて過激化したパレスチナ人、アラブ人、イスラム教徒の学生が少なからず存在している。しかし、抗議している学生の大半は、そのような個人的なつながりは持っていない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。

今回の騒動は、学生たちが中東の歴史や政治、イスラム教やユダヤ教の歴史、国際関係などを積極的に探求した結果ではない。これらの科目を専攻または副専攻している学生はほとんどいない。 多くの学生が「川から海まで、パレスチナは(ユダヤ人を除いて)自由になる」と唱えているが、多くの学生が地図上でイスラエルやガザを識別できなかったり、「川」や「海」の名前をあげられなかったりすることも知っている。

▶ 続きを読む
関連記事
米郵政公社が郵便投票の新規則を施行。11月の中間選挙に適用される。本人確認の強化に、民主党系24州などが「州の権限を侵害する」と反発し提訴。トランプ政権の選挙改革をめぐる対立が激化している。
全米で広がるデータセンターや監視カメラへの反発は単なる新技術への拒絶ではない。国家権力と巨大資本が結託し、上から押し付ける「不自然な進歩」と統制網に対し、生活と自由を守る民衆が示す根源的抵抗の本質に迫る
臓器提供前の死亡を原則とする「デッド・ドナー・ルール」撤廃の議論が生命倫理界で台頭している。臓器摘出を直接の死因とする過激な提案が、移植医療への信頼を崩壊させかねない危機に警鐘を鳴らす論評
カントリー音楽の女王ドリー・パートンの生涯と功績を振り返る追悼記事。アパラチアの貧しい生い立ちからスターダムを駆け上がり、数々の名曲や慈善事業を通じて多くの人々に愛され続けた彼女の軌跡を紹介する
米保健当局は今月24日、ワクチン接種の推奨区分を見直し、新たなカテゴリーを設ける可能性を示した。ケネディ・ジュニア厚生長官が同日公表した文書で明らかにした。