消えた4億人は死んだのか?
塩の消費データが示す、中国の人口急減(中)
2022年に漏洩した中国警察のデータが示唆する、中国の実際の人口が14億ではなく、約10億人である可能性がある。本記事では、新型コロナウイルスの流行が、中国の人口に与えた影響と、塩消費の統計から見え隠れする事実について、三回に分けて解説する。
中国人の1日の食塩摂取量は、人口統計において非常に重要な指標である。
公開情報によると、食塩摂取量の推奨値は機関によって10.5グラムから21.9グラムと幅広い。例えば、マクドナルドのポップコーンバケツには約10グラムの塩分が含まれており、10.5グラムの摂取量がどれほどかが想像しやすいだろう。中国国内外の中華料理店ではこの量を超えることは容易で、中国人にとっては10.5グラムは簡単に超えてしまう。例えば、高速道路で突然60km/hの制限が設けられた場合、多くのドライバーが罰金を科されることになる。中国人の一般的な食塩摂取量が10.5グラムであることは、このような状況に似ている。一方、世界保健機関は健康な成人の1日の食塩摂取量を5グラム以下に抑えることを推奨しているが、これは中国人にとって非常に厳しい目標である。
関連記事
中国大手サイバーセキュリティ企業「知道創宇」で内部資料約1万2千件が流出。マルチOS対応の攻撃ツールや世界80か国超の攻撃対象リストが含まれ、国家主導のサイバー攻撃活動の実態が明らかになり、国際社会に衝撃を与えている。
裁判所による清算手続きが完了し、上海半導体器件研究所の法人資格がまもなく抹消される。業界関係者は、同研究所の終結は単なる個別事例ではなく、中国における半導体研究体制の全面的な縮小が続いていることを示すと指摘。
中国・蘇州市で最近開催された警察署のオープンデーで、1人の女性警官がバイクを運転中に複数の子供を誤ってはねる事故が発生した。その後の彼女の対応が不快感を呼び、インターネット上で強い非難が広がっている。
2か月経っても沈まない波紋。中国俳優・于朦朧事件、国家権力の闇を追う連載、始まります。
また今度も「雨のせい」にされるのか?
雲南の高速道路が開通3年で「雨が降って」バラバラに崩壊。当局は「自然災害」と釈明。
市民は「どうせ手抜き工事」と冷笑。何度壊れても、直らないのは体制そのものだ。