岸田首相と握手するサミュエル・パパロ米インド太平洋軍司令官。5月29日撮影(首相官邸広報室)

岸田首相、米パパロ司令官と会談 地域における米軍の貢献に謝意

岸田首相は29日、日本を訪問中のサミュエル・パパロ米インド太平洋軍司令官による表敬を受けた。地域の平和と安定に対する米軍の貢献に謝意を表し、日米同盟の抑止力向上に向けて連携していく考えを示した。木原防衛相も同日、パパロ氏と会談し、安全保障環境について意見交換を行なった。

首相は、日本は地域と国際社会の平和と安定に責任を果たし、日米同盟の抑止力を向上すべく、パパロ氏ともよく連携していきたいと述べた。地域をよく理解するパパロ氏の就任は「心強い」とし、インド太平洋軍・在日米軍の貢献に謝意を述べた。

パパロ氏は、安全保障環境が一層厳しさを増す中で、日米同盟の重要性はかつてないほど高まっていると指摘。自由で開かれたインド太平洋を実現するため、日本と協力していきたいと述べた。

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