2024年の世界の主要リスク10選に、中国経済の回復不透明性が含まれている。これは北京市中心部の建設現場の写真である(China Photos/Getty Images)

中国経済の後退と米中の攻守交替

2024年、米中の攻守交替が顕著になっている。バイデン政権の戦略的な動きと中国経済の崩壊が進む中、国際経済における米中の役割が大きく変わりつつある。

6月4日、アメリカの「タイム」誌はバイデン大統領の独占インタビューを掲載した。バイデン大統領は、以前は中国の勢いについて議論が多かったものの、実際には中国経済が崩壊寸前であると指摘した。

また、中国共産党の「一帯一路」構想は失敗し、人々に不快感を与えていると述べた。「彼らはどこで成功したのか、アフリカの状況を見てください」とも発言。

▶ 続きを読む
関連記事
中共当局による突然の公演中止にもかかわらず、浜崎あゆみは無観客の上海会場でフルステージを完遂。毅然とした姿勢が中国内外で称賛を集め、政治的圧力を上回る“完勝”を果たした
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
中国で利益を得られるのは「一時的」。技術を奪われ、市場は最終的に中国企業のものになる。西側企業は今ようやく、この現実に気づき始めた
浜崎あゆみの上海公演が中共の意向で急遽中止。しかし彼女は観客なしで本番同様のライブを完遂し、世界から称賛を集めた。中共は虚偽説明で一時しのぎのごまかしを図るも、浜崎の冷静な対応が評価を高めた
中国共産党軍は日本を恫喝するも、その実態は装備・組織面で脆弱。日中が衝突すれば、中国側の実力不足が露わとなり、宣伝とは逆に軍の限界が明確にされる状況にある​