新研究によると、代替甘味料が精神衛生上にも悪影響を及ぼす可能性があるという。(Shutterstock)

人気甘味料が脳に悪影響?うつ病リスクとの関連

砂糖ゼロの食品は魅力的に思えますが、新しい研究によると、人口甘味料や代替甘味料が、精神衛生上にも悪影響を及ぼします。

健康を理由に糖分を控える人は多いのですが、一部のパン、ヨーグルト、プロテインバーなどの超加工食品に含まれる人口甘味料が、うつ病のリスクを高めるという研究結果が出ています。

 

2023年に「JAMA Network Open」誌に発表された研究では、研究開始時点では、うつ病を患っていなかった42~62歳の約3万2千人の女性の食生活と精神的健康状態を調査しました。

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