北東部の洞庭湖の堤防が決壊し、近隣地域が浸水し、水位は5メートルに達した(新唐人テレビのスクリーンショット)

洞庭湖の堤防が決壊、当局は情報遮断

中国では今年、記録的な大洪水が発生している。7月5日午後、湖南省北東部の洞庭湖の堤防が決壊し、当局は封鎖に失敗した。近隣地域が浸水し、水位は5メートルに達した。住民は一晩中、避難を余儀なくされた。

7月5日夜、華容県団洲垸において洞庭湖の堤防が決壊し、わずか数時間で洪水が家屋を呑み込んだ。地元の人々は、洪水の速さが予想を上回り、屋根の上に取り残された人もいると伝えている。

岳陽市の住民の呉さんは、「水位は5メートルまで上昇し、家は完全に浸水した。死亡者の正確な数はまだ分かっておらず、データもないが、多数の犠牲者が出たと考えられる。私たち住民は逃げるしかなかった」と述べている。

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