北京大学による以前の調査によると、中国はすでに世界で最も貧富の差が激しい国である。 (STR/AFP via Getty Images)
劣化する国家に諦観を示す民衆=滅亡

民心大変化、「歴史のゴミ時間」が示す中共の終焉

中国共産党(中共)が三中全会を開催する中、「歴史のゴミ時間」という言葉が中国で流行している。これは、中国民心が大きく変化し、改革開放が終わり、中共政権は自らを救うことができないという認識を示している。この言葉は、中共政権に対する絶望と呪いを表し、大変革の到来を望み、中共の退場を求めている。

「ゴミ時間」は元々スポーツ用語で、試合の勝敗が決まった後の残り時間を指す。経済学者ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス氏が、「経済規律に反し、個人が状況を変えられず、全体が失敗に向かう時期」を「歴史のゴミ時間」と表現したという説もあるが、これは現在の中共の状況を的確に示している。

この論は中共政権の完全な失敗を宣言している。中共はこれに対してどう反応すべきか悩んでいる。無視すれば、存在の正当性が失われ、猛批判すれば、民間の反発を招き、広く浸透する恐れがある。現時点で、中共は部分的かつ限られた批判を行っているに過ぎない。

▶ 続きを読む
関連記事
「中国へ帰ったら、もう出られないかもしれない」。そんな不安が現実に。新たな出入国規則の施行前にもかかわらず、中国各地でパスポート回収や出国制限の動きが広がっています
殺人容疑者を追う警察 vs 守ろうとする村民。ヘリや無人機による大捜索の一方、「逃げ切ってほしい」と村民総出で支援か。中国・河南で異例の事態
「中国軍はすごい」と発信していた人が、今度は「機密漏えい」で摘発?  何がセーフで、何がアウトなのか
中国の遺伝子編集治療で、2週間に2件の小児死亡事例が発覚。最先端技術の裏で浮かび上がる、規制の甘さと医療透明性への深刻な疑問
南京大学数学学院の元学院長が「もうやりたくない」として辞任。研究者が管理職を離れる背景には、研究時間を圧迫し成果に直結しにくい行政業務の重い負担がある。