中国の指導者たちは、自分たちがどんな問題に直面しても、西側の競争相手が抱える問題が深刻化し、最終的に彼らが敗北し分裂するだろうと信じている。写真は中国・北京のラッシュアワーの交差点で、移動販売車からスナックを買う女性。(Photo by Kevin Frayer/Getty Images)
共産主義の外皮に隠された真実

【プレミアム】停滞する中国経済、習近平が「東昇西降」に揺るぎない自信を持つ理由とは?

中国の指導者たちは、自分たちがどんな問題に直面しても、西側の競争相手が抱える問題が深刻化し、最終的に西側の彼らが敗北し分裂するだろうと信じている。

中国経済の成長が鈍化し、人口が減少し高齢化が進んでいるにもかかわらず、中国共産党(中共)の党首、習近平は自信を持ち続けている。彼は、西側の競争相手を凌駕する正しいロードマップを持っていると信じているという。

習近平は「東昇西降」(東は上がり、西は下がる)というスローガンを掲げたが、これは時期尚早の結論であった可能性がある。

▶ 続きを読む
関連記事
イランでの戦争を受け、中国中石化が中東依存を急減。サウジ産の購入をほぼ止める一方、割安なロシア極東ESPO原油を7~9月に30~40隻分確保し、供給とコストの両面でリスク分散を図っている。
中国共産党第20期中央委員会第5回全体会議を10月に開催する。張又俠、馬興瑞らを含む中央委員や中央委員候補について、最大40人規模の党籍剥奪や処分が行われる可能性が指摘されている
中国共産党が出入境管理の新規定を前倒し試行。東南アジア行きの渡航とテック・金融人材、富裕層を重点審査し、電子データ提出や出国禁止も可能に。海外資産課税強化への警戒が富裕層に広がるなか、日本のビジネス渡航者にも影響が及ぶ恐れがある
中共軍の「八一」建軍記念レセプションで、中央軍事委員会委員の出席は確認できず、事実上の格下げとの指摘が出ている。専門家は、習近平による軍内粛清と人事の機能不全が背景にあると分析
張又俠と劉振立の調査後、中共軍の重要ポストは後任不在のまま。習近平は指揮体制の再建より、規律検査による軍統制を優先しているとの見方も