参考写真 (Photo by China Photos/Getty Images)
中小学生に至るまでの過敏な反応は、共産党が感じている危機感

中共、青少年への西側文化学習を制限、海外研究を監視

中国のいくつかの地方から、中学生と小学生が参加する海外研究プログラムに関する緊急の通知を出し、「潜在的なイデオロギーのリスク」を防ぐよう求めると報じている。同時に、中共(中国共産党)は世界中の若者たちを中国に招待し、洗脳宣伝活動を行っているのである。

香港のメディア「星島日報」が7月22日に伝えた内容によると、インターネット上で共有されている河南省教育当局の公式文書には、地元の中学生と小学生が参加する「海外研究プログラム」に対する徹底した調査と、「潜在的なイデオロギーのリスク」の排除を指示している。特に、「西側の政治体制を称賛し、西側文明を理想化する」内容についての精査が求められている。

7月10日に発行されたこの公文書には、中学生と小学生が研究活動を計画する際には、その計画を教育機関に提出し、審査を受けなければならないと記載されている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国・湖南省の警察が上海のIT企業経営者を拘束し、釈放の見返りに1億元(約23億5000万円)を要求したと報じられた。地方財政の悪化を背景に、管轄外企業を狙う「遠洋捕撈」への懸念が広がっている
中国北部で新型コロナ変異株「PJ.2.1」による重症者が急増しているとの証言が出ている。中国のウイルス学者は、内部データで突然死も増えていると明かし、当局による情報統制の実態を語った
中国各地の学校で、保護者や祖父母が棒を持って校門前に立つ「登下校見守り当番」が広がっている。安全対策の一環とされる一方、共働き家庭への負担や高齢者の安全を懸念する声がネットで相次いでいる
中国本土の複数大学で、新入生と保護者に身分証番号、勤務先、収入などの提出を求める事例が判明した。学生情報を共有表で公開したケースもあり、過剰収集と個人情報漏えいへの懸念が強まっている
中国では新型コロナの感染が繰り返される一方、高リスクな生物研究やAIと生物学の融合も進んでいる。微生物学者の林暁旭氏が指摘する、中国で重なり合う生物学的リスクとは何か