タンク未洗浄での食用油輸送問題は例外的な事例だった? 中共当局の発表に民衆は大反発
中国共産党(中共)が化学製品輸送専用のタンクローリーで食用油を運んでいた問題を、隠蔽しようとした疑惑が浮上している。
新京報は先月、同じタンクローリーで食品用と化学製品用の液体を運送しており、タンクが未洗浄という、中国のタンクローリー運送業界の長年の問題を報じた。2015年と2017年にも、メディアはこの問題を何度も取り上げている。
最新の報告によると、この問題は例外的な事例だとされているが、ネット上では不満の声が拡がっているとの声が強まっている。実際には、今回の問題が氷山の一角にすぎないとの指摘もでている。
関連記事
中国大手サイバーセキュリティ企業「知道創宇」で内部資料約1万2千件が流出。マルチOS対応の攻撃ツールや世界80か国超の攻撃対象リストが含まれ、国家主導のサイバー攻撃活動の実態が明らかになり、国際社会に衝撃を与えている。
裁判所による清算手続きが完了し、上海半導体器件研究所の法人資格がまもなく抹消される。業界関係者は、同研究所の終結は単なる個別事例ではなく、中国における半導体研究体制の全面的な縮小が続いていることを示すと指摘。
中国・蘇州市で最近開催された警察署のオープンデーで、1人の女性警官がバイクを運転中に複数の子供を誤ってはねる事故が発生した。その後の彼女の対応が不快感を呼び、インターネット上で強い非難が広がっている。
2か月経っても沈まない波紋。中国俳優・于朦朧事件、国家権力の闇を追う連載、始まります。
また今度も「雨のせい」にされるのか?
雲南の高速道路が開通3年で「雨が降って」バラバラに崩壊。当局は「自然災害」と釈明。
市民は「どうせ手抜き工事」と冷笑。何度壊れても、直らないのは体制そのものだ。