ビザ免除でも、外国人観光客が中国に来たがらない!
3年間のパンデミックによる封鎖の後、中国を訪れる外国人観光客が急激に減少している。中国共産党(中共)当局は、一方的なビザ免除政策など、いくつかの優遇措置を講じて、入国観光産業を活性化しようとしているが、その効果は限られている。専門家によると、リスクの増加が、多くの観光客が中国を訪れたがらない主な理由だとしている。
昨年12月から、中共当局は、一方的にドイツ、フランス、イタリア、オランダなど十数か国に対してビザ免除の政策を導入した。今年7月1日からはニュージーランドやオーストラリアなどの国にも、その対象を拡大した。また、アメリカからの観光客に対してもビザ申請手続きを簡素化している。これまでに、54か国に対して、144時間のトランジットビザ免除政策を導入している。
しかし、これらの措置はあまり効果を上げていない。中共国家移民管理局のデータによると、今年1月から7月までに、中国は1725万人あまりの外国人観光客を受け入れたが、2019年の同時期には9770万人の外国人観光客を受け入れていた。
関連記事
7月19日、英国は突然、同日午後3時から5か国に新たなビザ制限を課すと発表した。英情報機関は、中国のスパイがこれらの国の国籍を購入することで、英国にビザなしで入国し、最長6か月間合法的に滞在できると警告していた。
[シンガポール 29日 ロイター] – 中国は査証(ビザ)免除措置を再開し、対象国の追加も検討する […]
中国共産党は最近、アジアや欧州の6カ国からの入国者を対象に、ビザを一方的に免除すると発表した。中国国内では子ど […]
中国国民が国内の厳しい状況に耐えかねて、中国本土から海外へ脱出するに関する報道が増え続けている。最近、中国では、海外旅行を厳しく制限する動きが活発になっていると言われている。