2016年11月29日、上海の高層住宅建設現場で働く男性。中国の家計負債は、不動産価値の高騰とともに「驚くべき」ペースで増加しており、不動産不況が世界第2位の経済大国に衝撃を与えるリスクが高まっているとアナリストは指摘する。(写真:JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images) (写真:JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images)

習近平 中国経済の問題を認める

中国共産党(中共)は9月に珍しい政治局経済会議を開催し、いくつかの異常な現象を明らかにした。評論家によると、これは中共が政治と経済の二重の困難に直面していることを示している。

9月26日、中共中央政治局は会議を開き、現在の経済状況と関連する業務を分析した。

中共の慣例によれば、経済会議は通常毎年3回、4月、7月、12月中旬に行われるが、今年は異例で9月に前倒しで開催した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国国内独立系シンクタンク、天則経済研究所(ユニルール)は26日、当局の締め付け強化で近日に閉鎖すると発表した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)など複数のメディアが報じた。
中秋節の月餅販売が大幅に減少し、高級品の需要も低下。中国経済は下降し、失業率が上昇。富裕層の70%が移民計画中。
「給料をくれ」と土下座して叩頭する中国の建築労働者
まもなくやってくる、中国の金欠「国慶節」、ある当局皮肉動画が炎上中。