(Shutterstock/大紀元)

エノキタケが言葉を話す?! 英語に似た独自の言語を持つことを発見

科学者たちによれば、エノキタケは豊かな電気活動のパターンを発しており、それが言語として解釈されています。同様に、粘菌、植物、ヒラタケも、人間の神経系に似た電気的な活動の活性化をするということです。

アンドリュー・アダマツキー教授(Professor Andrew Adamatzky)率いる西イングランド大学(UWE)ブリストル校の研究者たちは、菌類の言語を解読するために、キノコの電気信号を調べ、それが独自言語であると提唱しました。そして、この推測される菌類の言語を「単語」の長さと「文」の複雑さによって特徴づけました。

研究者たちは、この電気的信号の放出が「単なる現象学的なものかもしれない」と認めつつも、キノコが作り出す変化するパターンと変調特性は脊椎動物の神経系が作るものに似ていると言っています。

▶ 続きを読む
関連記事
「触れていないのに『わかる』——?」最新研究が、人間に第七の感覚ともいえる“遠隔触覚”の存在を初めて実証。砂の下の物体を探知できる驚きの能力と、その仕組み・応用可能性を紹介する興味深い内容です。
アリでヨーグルトを作る——驚きの伝統製法を科学者が再現。牛乳にアリを入れて発酵させる独特の知恵と、その科学的メカニズムを解明した注目の研究。食文化の奥深さを感じる興味津々の内容です。
フライパンや化粧品に潜む「永遠の化学物質」。腸内細菌がその除去を助ける可能性を示す最新研究が明らかに。
出産中に臨死体験をした科学者が見た“もう一つの世界”とは――命の奇跡、意識と科学の限界、そして人生観の劇的な変化を語る心揺さぶる実話。
9日間続いた巨大津波の正体は?人工衛星が捉えた“静振”という謎の現象。地球全体に揺れを伝えたグリーンランドの異変を、最新研究が解明します。