2023年6月20日に撮影された写真は、中国河南省中部の鄭州市にある新鄭市の未完成の集合住宅で働く男性たち。中国の不動産産業は90年代後半から電光石火の勢いで成長し、ターボをかけた景気拡大の主要な要素だった。しかし、成長が鈍化し負債が膨れ上がったため、当局は2020年に簡単な融資を打ち切った。 昨年夏には住宅ローンのボイコットが全国に広がり、資金難に陥ったデベロッパーは、中国では一般的な前倒し販売の住宅を完成させるための資金集めに奔走した。(写真:Pedro PARDO/AFP via Getty Images) (写真:Pedro PARDO/AFP via Getty Images)

中国 大幅な人口減 住宅の過剰問題は泥沼化

中国では未完成の建物の問題がますます深刻化しており、最近、中共はいくつかの市場救済策を発表した。分析によると、中国の人口が持続的に減少しているため、住宅の過剰問題の解決は難しいとされている。

中国でセルフメディアを運営する老湯氏

「新政策の強さは前例がなく、準備金の引き下げ、金利の引き下げ、頭金の引き下げなどの大規模な施策が同時に導入された。しかし、一般市民の反応は非常に冷静だ」

10月1日以前に、中国共産党(中共)の中央銀行、金融監督局、証券監視委員会は、住宅市場に対して銀行に既存の住宅ローン金利の引き下げを促す政策を発表し、北京や上海などでも関連する措置が次々と導入された。

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