日本時間19日未明に、ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記が会談を行い、「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結する見通しだ。(MIKHAIL METZEL/POOL/AFP via Getty Images)

一枚岩ではない中露朝 外交戦略で微妙なすれ違い 金正日が正恩に「中共だけは信じるな」=専門家

2024年10月25日に掲載した記事を再掲載

ロシア下院は最近、ロシアと北朝鮮の「包括的戦略パートナーシップ条約」を批准するための法案を可決した。近く議会上院でも可決される見通しで、両国の軍事的な協力がさらに深まる見通しだ。

6月19日、プーチン大統領と金正恩総書記が会談を行い、「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結した。北朝鮮の外交政策は、ロシアとの軍事協力が加速する一方で、中国共産党(中共)との関係は微妙なバランスを保とうとしている。この複雑な状況は、北東アジアの地政学的な緊張を一層高めていると考えられる。

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