中国林芝市-6月4日:2021年6月4日、中国チベット自治区林芝市にて、政府主催のジャーナリスト向け視察で見られるヤールン・ザングボ川。チベットへの観光を促進するため、外国人旅行者の渡航制限が最近緩和された。中国政府は、2025年までにチベット住民の15倍以上となる年間6100万人の観光客を目指している。通常は自治区への旅行が許可されていない外国人ジャーナリストが、最近、政府主催の視察に連れて行かれた。(写真:Kevin Frayer/Getty Images)

中共が川を武器化? ダム建設にインドやバングラディッシュが反対

中国共産党(中共)は最近、チベット高原の東側に位置するヤルツァンポ川の下流で、大規模な水力発電プロジェクトを承認した。このプロジェクトに対して、ヤルツァンポ川の下流にあるインドとバングラデシュは、水資源が不足することを懸念し、反対の意向を示している。また、人権団体もこのプロジェクトが地域の生態系に悪影響を及ぼすことを心配している。

新華社の報道によれば、12月25日に中共がヤルツァンポ川下流の水力発電プロジェクトを承認したと発表した。このプロジェクトは年間3千億キロワット時の発電を見込んでおり、これは三峡ダムの発電量の3倍に相当する。

ワシントン・ポストの報道によると、このプロジェクトの総費用は1兆元に達する可能性があり、三峡ダムの建設費用2542億元を大きく上回るとされている。

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